はじめまして。
エーレサッカークラブ代表の田中です。
近年の少子化により、様々な地域で活動できないチームが増えています。
これはサッカークラブだけに限りません。
自然が豊かで子どもがのびのびと育つ環境があるにも関わらず、
小学生年代からの運動機会は減ってしまっています。
この年代における、運動機会と集団活動の時間は、
子どもにとってとても大切な時間であり、貴重な経験です。
エーレSCでは、
子どもたちの自立を促し、
子ども自身が主体となって活動する時間を大切にしています。
その中で協調性や責任感、忍耐力といった社会性が育まれていきます。
「自立した子どもだけの集団」は少し危なっかしいところもありますが、
大人が想像しない驚きや成長を見せてくれます。
『サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする』
これは日本サッカーの父、デットマール・クラマー氏の有名な言葉です。
サッカーや教育の形は時代とともに変化していますが、
この本質的な価値は今も変わらず、
サッカーが人気スポーツである所以だと思います。
私はこのサッカーが持つ根源的な価値を心から信じています。
AIなどの技術が進む現代において、
人と人が関わり合いながら成長する力は、
これまで以上に求められているのではないでしょうか。
しかし前述した通り小さな町からチームスポーツは消えつつあり、
住んでいるところが十数km違うだけで
得られる経験に大きな差が生まれてしまっています。
「人がいないから勝てない」
「勝てないから楽しくない」
「楽しくないから行かない」
このような負のスパイラルは、人数が減り始めると加速してしまいます。
翻って、子どもを支える保護者さんの状況を見た時、
働きながら家事に追われ、
兄弟姉妹の習い事や部活に時間を取られ、
十分な時間を確保することが難しい状況にあると感じています。
そんな多方面から押し寄せる困難に、
なんとか波乗りしようとしているのが今回の取り組みです。
小学校という形を維持できている以上、この仕組みは消えません。
活動を続けながら、さらに大きく広げていく気概でいます。
また、将来的にそれぞれの地元が如何なる変化をとげようとも、
ここで生まれた繋がりが、また大きな可能性を生み出すはずです。
一緒にサッカーをして、思い出を共有している。
そんな仲間をこの活動の中で作ってくれたらこれ以上の喜びはありません。
未熟な代表ではありますが、今後も地域のために邁進してまいりますので、
何卒、エーレサッカークラブをよろしくお願いいたします。
代表 田中恭平

エーレサッカークラブ 代表
田中 恭平
2014年4月、
エーレサッカークラブを設立。
同年より小・中学生年代の指導に携わる。
日本サッカー協会 公認C級コーチ。
島根県大田市生まれ。
過疎地域で育った経験から、
「どこに生まれてもチャレンジできる環境であるべき」という信念を持つ。
2021年に一度代表を交代し、
2024年10月より再び代表として活動。
